駆ける いっせい地方選  和歌山県議選 西牟婁郡(定数2)
     高田よしかず(50歳・現職) 
「つどい」200回超開き勝つ

    
                                                                                     2014822
 西牟婁郡選挙区は、定数2で自民党と日本共産党が議席を分けあっています。国政選挙での自民党得票率は高く、観光地のイメージが強いものの過疎・高齢化がすすみ、産業の中心だった農林水産業もきびしい状況です。この選挙区で高田由一Facebook県議は、2011年いっせい地方選で8年ぶりに議席を奪還しました。「高田さんはええ人やけど、共産党だから」という声を払拭(ふっしょく)するため、日本共産党そのものを語る「つどい」に力をいれ、党員や後援会員を大きく増やしての勝利でした。

 自共対決の様相
 前回選挙で開いた「つどい」は4年間で130回。今回は、すでに110回を開き、選挙本番までに200回以上をめざします。高田県議は「つどい」について、党を知ってもらうと同時に、参加者同士がふだん話すことの少ない政治について語り合い、「近所の人がこんな思いを持っていたのか」と共感し合う場だと強調します。
 一方、自民党も西牟婁郡を含む和歌山3区全体で3,000人以上の党員拡大を目標に激しい動きをみせるなど、まさに自共対決の様相です。

 耐震補助を実現
 日置川流域で災害を引き起こし住民らが裁判にも訴えた殿山ダムでは、議員バッジがないときも住民とともに運動。議席を奪還した2011年の秋に起こった台風災害では、ダム防災機能を高めるよう要求し、洪水時のダムの運用を見直させました。
 また、予想される南海トラフ地震対策で奮闘。2013年6月に、山下よしきFacebook参院議員(現書記局長)とともに訪問した白浜温泉旅館協同組合で出された旅館・ホテルの耐震化問題を県議会でとりあげ、県独自の補助制度を実現しました。
 今年10月に、南紀白浜空港などで実施される県防災訓練に米海兵隊輸送機オスプレイが参加する問題では、同機の危険性を指摘するとともに、沖縄と全国へのオスプレイの軍事訓練拡大に加担するものだと批判。防災訓練への参加は撤回せよと論陣を張っています。
 (和歌山・川崎正純)

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