産廃計画へ姿勢問う 和歌山市議会 姫田議員が市長に
      代表質問する、姫田高宏和歌山市議
                                                                                     2014
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 和歌山市議会代表質問で日本共産党の姫田高宏市議は9月22日、同市滝畑の民間産業廃棄物最終処分場計画で尾花正啓市長の姿勢をただしました。
 姫田市議は、尾花市長が8月の市長選で同計画について「市民の方が反対される限りは、ずっと反対し続けます」(公開討論会)など表明していたことを示し、「公約と理解していいのか」と質問。市長は「私の感じたことを公開討論会などで率直に述べたものであり、議員ご質問の通り理解されているものと考えています」と答弁し、反対理由について「(住民が)生活環境の保全について強い不安を訴えられており、私自身も同感」、今後の対応について「慎重に対処」などと答弁しました。
 市の高齢者のための施設「ほうらい荘」が廃止され、代替施設が求められている問題で市長は、「(来年度予算で)基本設計に取り組んでいる」と答えました。
 また市長は、集団的自衛権について「国民に丁寧に説明していくことが重要」、原発問題について「国が責任を持って方針を打ち出していくもの」と述べました。
 県防災訓練への米軍オスプレイ参加について「意義のあること」などと答弁。ムダな大型開発として一度は凍結された紀淡連絡道路について「(紀淡連絡道路実現期成同盟会を構成する)23自治体と連携」するとし、旧同和事業について「次年度も予算計上」すると語りました。

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