中卒まで入院費無料検討 中村議員 初質問に和歌山市長
   通院無料化の拡大要求
   
 初質問で市に求める、中村朝人市議=和歌山市議会
                                                                                       2014
924
 8月の和歌山市議補選で初当選した日本共産党の中村朝人市議は9月24日、和歌山市議会で初質問し、子どもの医療費無料化の拡大を求めました。尾花正啓市長は、「中学校卒業までの入院費の無料化について来年度からの導入を検討する」と答えました。
 中村市議は、子どもの医療費無料化を市議補選で中心的な公約としてかかげるとともに、保護者らとともに署名活動などにとりくんできました。
 中村市議は一般質問で、慢性疾患や難病の子どものいる家庭で、医療費無料化の遅れている和歌山市に住み続けるかどうかの選択に迫られていることなどを指摘。尾花市長が8月の市長選で通院について小学校卒業までの無料化をかかげたことを示し、拡大を求めました。
 市長は、入院について中学校卒業までの拡大の検討を答弁し、就学前までとなっている通院について「国の制度としての子どもの医療費助成制度を早期に創設することを、今後も引き続き要望していく」としました。
 中村市議は、4つの小中学校を統廃合し小中一貫校をつくる計画について、「地域住民の理解と協力が必要」と質問。原一起教育長は、「(住民と)連携を密に進めていく」と答弁しました。

    日本共産党和歌山県委員会HOME