和歌山市議会 介護要支援者外すな 松坂市議 市の姿勢ただす
     一般質問する、松坂美知子市議=和歌山市議会
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 和歌山市議会一般質問で日本共産党の松坂美知子Facebook市議は9月25日、介護保険制度などで市の姿勢をただしました。
 松坂市議は、今回の介護保険改定について、要支援者のサービスをまるごと保険給付の枠外に切り離すものと批判。要支援認定されれば本人の意思にかかわりなく市が実施する新総合事業に移行されることや、要支援者にすらなれない状況を生む「基本チェックリスト」の使用問題などをとりあげ、要支援者を切り捨てるなと市に迫りました。
 「基本チェックリスト」に頼らず介護認定申請を積極的に受けつけるべきだとの質問に、辻正義健康局長は、「新総合事業のみの利用であっても、本人や家族の希望がある場合は(要介護認定の)申請ができる」と答弁しました。
 松坂市議は、子どものためでなく保育を市場化しようという大人の都合に子どもを巻き込む「子ども・子育て支援新制度」について質問。南秀紀福祉局長は、保育料について「新制度移行後も現在と同水準となるよう検討している」と答えるとともに、ただし私立幼稚園では負担増になる可能性があるとしました。

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