産廃計画新たな危険 和歌山市・滝畑 南畑市議 「斜面崩壊も」
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 和歌山市滝畑の民間産業廃棄物最終処分場計画で地域住民らの調査により新たな危険が発見されました。日本共産党の南畑幸代和歌山市議が9月29日、市議会で追及しました。
 住民らの調査で、産廃計画予定地に隣接する南側斜面、県の山地災害危険地区に指定されている地域で3ヵ所の湧水が見つかりました。山口地区連合自治会は、「産廃が埋め立てられると重さにより地下水位が上昇し、斜面崩壊の可能性がある」と指摘。調査の実施と調査に市が関与するよう陳情しました。
 南畑市議は、専門家も斜面崩壊の可能性を指摘していると告発、市の認識をただしました。山田丘危機管理局長は、南側斜面が「山腹崩壊や地すべりによって発生した土砂が土石流となって流出する恐れがある場所」と答弁しました。
 住民らが大勢、傍聴に詰めかけました。滝畑自治会の栗本敬一郎会長は、「将来にわたって影響する計画です。あらゆる角度から検討しないといけない。市が影響する地域とするかどうかが問われている」と話しました。

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