和歌山市議会 産廃計画地にオオタカ 渡辺市議が調査を紹介
     一般質問する、渡辺忠広和歌山市議
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 和歌山市議会で日本共産党の渡辺忠広Facebook市議は9月29日、同市滝畑の民間産業廃棄物最終処分場問題などについて質問しました。
 渡辺市議は、計画地に隣接する岩出市で国が準絶滅危惧種に、県が絶滅危惧種に指定するオオタカが木の上に巣をつくっていることが、京奈和道路建設に伴う国土交通省の調査で確認されたと紹介。滝畑の産廃計画が無謀でずさんなものだと批判し、「産業廃棄物を扱う事業者として詳細な調査実施の有無は事業者の資質が問われる」とのべ、市が事業者にどのような指導をするのか迫りました。
 山本彰徳市民環境局長は、自然動植物の保護について「事業者に対し、状況に応じた動植物の調査を要望していく」と答えました。
 渡辺市議は、農業を市の基幹産業に位置付けることを求めるとともに、国がすすめる農業委員会の改廃、農協やJA中央会の実質廃止を批判し、市の姿勢をただしました。
 尾花正啓市長は「農業は命の源である食料を生産するかけがえのない基幹産業だ」と答弁しました。

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