駆ける いっせい地方選  和歌山県議選 橋本市(定数3)
     富岡清彦候補(65歳・新人) 自民の議席独占に風穴を
    
                                                                                     2014108
 早朝の林間田園都市駅前。大阪方面などに通勤する労働者らに富岡清彦県議候補(65歳・新人)が「政治を変えよう」と訴えます。同駅では隔週金曜日に、橋本駅前では毎週月曜日に宣伝に立っています。富岡候補への期待は大きく、駅前で初めて対話した市民が「今度は、がんばって」と声援を寄せます。

 期待はますます
 富岡候補は、今年3月の県議補選で及ばなかったものの、橋本市実施の全ての選挙で日本共産党の過去最高得票に近い6,079票を獲得しました。橋本市議として23年、国保税引き下げなど豊富な実績と気さくな人柄に、自民党員が「戦争に突き進む安倍政権に不安を覚える」と応援に立ち、無所属市議や元市幹部も支持し、支援の輪が広がりました。
 期待は、ますます広がっています。
 高齢の女性が「戦争中は鉄くずを集めて生活してきた。あんな時代になると思ったら死にたい」と語り、有権者との対話で戦争体験が次々と出され、日本共産党に期待が寄せられます。
 日本共産党も参加する「国民健康保険制度の充実を求める会」の国保アンケートは、切実な声とともに「敬老バス乗車券(無料)はどこにいけばいいの」と生活相談に発展。林間田園都市駅前のスーパー撤退では、党支部が市長と交渉し、党市議が市議会でとりあげるなか、他のスーパーによる移動販売車の運行が始まりました。

 安倍政権にノー
 橋本市を含む紀北地方の3市1郡では、県議会9議席のうち欠員1を除く8議席を自民党が独占しています。
 橋本市では現在、定数3に富岡候補と現職2、元職1、元橋本市議2の計6人の立候補が予想されています。
 富岡候補は、今夏に実施した市民アンケートで、高い国保税や消費税増税、年金引き下げを挙げて将来への不安を訴えていることが共通していると指摘。「紀北地方の自民党議席独占に風穴をあけ、橋本市から国民を苦しめる安倍政権にノーを突きつけよう」と訴え、奮闘しています。
  (和歌山県・川崎正純)

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