激戦 いっせい地方選  和歌山市 
 
  攻めの姿勢で躍進必ず
 県議2人・市議6人の全員当選めざす
         
                    党旗開きで勢ぞろいした和歌山市の県議・市議予定候補                               2015123
和歌山県議和歌山市区(定数15)
おくむらのり子Facebook(63歳) かとう直人Facebook(58歳)
和歌山市議(定数38)
森下さち子(51歳) ひめだ高宏(60歳) 南畑さちよ(63歳)
松坂みち子Facebook(58歳) 中村あさと(35歳) さかぐち多美子Facebook(39歳)
 和歌山県の日本共産党は、定数15の県議選和歌山市区での2議席、定数38での和歌山市議選での6議席をめざし奮闘しています。
 得票抜群の伸び
 党北部地区委員会の前久委員長は、「総選挙後、政党の力関係が激変しています。厳しさを直視しつつ、攻めの選挙をすれば必ず躍進できる。こんどこそ県議2人、市議6人の全員当選を勝ちとる」と、強い決意をみせます。
 昨年の総選挙で日本共産党は、和歌山市の比例得票を2012年総選挙から3,408票伸ばし、1万5,465票を獲得。自民党は2,169票減、公明党は2,751票減、民主党は1,267票増、維新の党は「維新の会」の得票と比べ2万786票減と大きく後退するなど、日本共産党が和歌山市で抜群の躍進をしたことが浮き彫りになっています。
 日本共産党の新人、さかぐち多美子市議予定候補は、今年になり日本共産党への反応が全く変わったと強調します。「忙しいので」と、話しを聞いてもらえないこともあった同市松江で、「地域のことをやってくれるのは共産党。年寄りは早く死ねと言わんばかりの自民党とは違う」と党躍進を喜んでくれ、道で見知らぬ人にあいさつしても、「あっ、共産党か」と会話がはずみます。いっしょに回った党支部長も、「どうしてみんな、こんなに機嫌がいいのか」と反応のよさに驚きます。
 4年前、日本共産党は県議選和歌山市区で4,064票減らし、最下位当選と次点となり2議席から1議席に後退。市議選では2,758票減らし、6人立候補して5人の当選にとどまりました。今回、県議2、市議6の立候補した全員が当選すれば16年ぶりとなります。
 県議選で、自民党は、現有6人の公認に加え、同県連主催の「木国政経塾」出身の27歳新人を推薦し1議席増をめざし、公明党は新人への交代を含む現有3議席、民主党は公認1、推薦1で、前回推薦した元県連代表などの現職2人は無所属で立候補します。また、総選挙比例で2万9,275票を獲得した維新の党も立候補を準備していて、定数15に現職13人、新人4人の計17人の少数激戦が予想されています。
 市議選は流動的ながら、無所属候補を中心に定数38に50人前後の多数激戦が予想されています。定数は選挙ごとに削減され、日本共産党が6議席獲得していた16年前の定数は42。選挙のたびに厳しさが増しています。

 “外に出れば期待感じる” 自ら風起こそう
 総選挙後、1月18日時点で320軒訪問し対話した党中之島生活相談所の後光則所長は、総選挙後の日本共産党への期待の高まりについて、「党の外に打って出れば分かる」と指摘。地域に信頼されている元自治会長が入党し「こんど共産党に入った」と支持を訴えて回ると、「そうか、あんたが入ったのなら共産党も鬼に金棒や」と歓迎されていることを紹介し、「容易に勝てる選挙ではない。全党が早く足を出し、情勢に確信を持って、自ら風を起こすしかない」と訴えました。
 (赤旗和歌山記者・川崎正純)

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