就学援助拡充必ず 松坂和歌山市議が市に要求
     松坂みち子写真
       松坂美知子和歌山市議                                                                 201532
 和歌山市議会本会議代表質問で日本共産党の松坂美知子Facebook市議は3月2日、子どもの貧困問題などで市の姿勢をただしました。
 松坂市議は、貧困家庭の子どもたちの実態を示し、「親の経済状態で子どもの未来が閉ざされてしまう」と就学援助の拡充などを求めました。
 阿形博司教育局長は、就学援助の拡充について「財政状況を勘案しながら対応」とし、また現在、選択制デリバリー方式の中学校給食について「助成制度の周知をすすめる」、給付型奨学金について「調査研究したい」としました。
 松坂市議は、日本共産党和歌山市議団が実施した市民アンケートで74.5%が「生活が苦しい、苦しくなった」と答えたことを紹介し、国保料問題などをただしました。
 尾花正啓市長は、和歌山市の国保料が他都市と比べ高いことを認め、また、高齢者を直撃する保険料や医療費の重い自己負担について「生活に影響を及ぼしている」と答弁。国の負担割合を引きあげることなどを要望するとしました。
 市施設の耐震化について市長は西保健センターの移転計画などを報告。国がすすめる農協の破壊について、「改正案は、市内の個々の農業者に影響はほとんどない」としました。

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