公立保育園の充実を 和歌山市議会 森下議員求める
     
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 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の森下佐知子市議は3月3日、保育行政や鳥獣被害対策で市の姿勢をただしました。
 森下市議は、市が行政改革の名のもと公立園を統廃合し民営化をすすめていることを批判。待機児童問題などを示し、「どこの地域でも安心して保育を受けることができるようにするため、国の施策に振り回されることなく市の独自性を発揮すべきだ」と公立園の拡充を求めました。
 南秀紀福祉局長は、「公立保育所における特別保育(3歳未満児保育や長時間保育)については、今後の利用動向をみながら検討していく」と答弁しました。
 森下市議は、市の鳥獣被害対策実施隊が現場から歓迎されていることを紹介し、その充実を求めるとともに、農業を基幹産業にすえた抜本的な対策の必要性を力説しました。
 豊田勝彦まちづくり局長は、実施隊の充実について「人材育成も含め農業振興の観点から検討する」と答弁。抜本対策について尾花正啓市長は、農業の担い手を増やすため関係団体との連携をすすめるとしました。

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