介護の値上げ構造にメスを 和歌山市議会 姫田市議
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姫田高宏写真 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の姫田高宏市議は3月6日、介護保険などで市の姿勢をただしました。
 姫田市議は、介護保険からの要支援者追い出しや、上がり続ける保険料など介護保険の改悪を批判。「際限のない値上げの仕組みにストップをかけないと介護保険に高齢者の生活がのみ込まれてしまう」と市の姿勢をただしました。
 尾花正啓市長は、国の公費負担を増やすことについて、「今後も引き続き要望を行う」と答弁。辻正義健康局長は、市の総合事業を利用することになる要支援者について、「適正なケアマネジメントに基づく介護予防サービスの利用も可能になる」と答弁。同居家族がいる場合に生活援助サービスの利用を抑制している市マニュアルは廃止せよとの要求に、「廃止は考えていない」としました。
 市民会館の建て替えについて、利用する団体・個人の意見を聞くべきという提案に、阿形博司教育局長は「(意見を)計画に反映できるよう努める」と答弁。市民憩いの家「ほうらい荘」建て替えについて福祉局長は「使い勝手についても十分に検討する」としました。

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