いっせい地方選  和歌山市議選 命と暮らし守る6氏
          
     森下さち子(52歳)    ひめだ高宏(61歳)   南畑さちよ(64歳)

                 
  松坂みち子Facebook(58歳)   中村あさと(36歳)     さかぐち多美子Facebook(39歳)

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 いっせい地方選和歌山市議選に日本共産党は6候補を擁立し、2003年以来、3回連続して6人立候補し5人の当選にとどまってきた同市での全員当選にいどみます(昨年補選勝利で現有6議席)。定数38に50人程度の立候補が予想される大激戦のなか、安倍政権の暴走と正面から対決する日本共産党が16年ぶりに全員当選するのかどうかに注目が集まっています。

市民と共同して
 日本共産党和歌山市議団は、市民と共同してさまざまな要求を実現。積極的な提案で市政を動かしてきました。
 子どもの医療費無料化では、日本共産党市議団が市議会で何度も質問し、来年度予算で入院について中学校卒業までの無料化が盛り込まれました(通院は就学前)。こうしたなか、昨年末から始まった「子どもの医療費助成の拡充をめざす連絡会わかやま」の「中学校卒業までの医療費無料化を求める要望書」署名が、幼稚園ぐるみでとりくまれるなど、これまでにない大きな広がりを見せています。日本共産党の6予定候補は、同署名に全力でとりくんでいます。
 各団体が何度も市と交渉を重ね、日本共産党市議団がくりかえし取り上げてきた国民健康保険料。初めて今年度1人あたり2,160円引き下げられました。しかし、それでも同市の国保料は県内9市で一番高く、6予定候補は、さらなる引き下げを公約にかかげ奮闘しています。
 和歌山市滝畑の民間産業廃棄物最終処分場計画では、住民らが14万5,000の反対署名を集めるなか、日本共産党市議団の質問に、尾花正啓市長は「(住民が)生活環境の保全について強い不安を訴えられており、私自身も同感」と答弁。6予定候補は「なんとしても撤廃を」と訴えています。

 差し押さえ反対
 市税の滞納に対し和歌山市は、給与や年金、生命保険などを差し押さえ、その件数は2011年度、年間5,189件に達しました。6予定候補は「命にかかわる問題です。差し押さえはやめさせましょう」と訴えています。また、仕事や雇用の問題では、県内でも1市2町で実施され経済効果があると歓迎されている「住宅・店舗リフォーム助成制度」の実現を公約。不公正な旧同和行政では、ただちに終結をと訴え、旧同和公営住宅の空き家の一般公募などを提案しています。
 同市議選には、自民党政治を右翼的な方向から支える「維新の党」や「次世代の党」の候補者が初めて登場。6予定候補は、日本共産党の全員当選で安倍政権の暴走に地方から審判をと訴え、命と暮らしを守るため全力をあげる決意を表明しています。
(赤旗和歌山県記者・川崎正純Facebook

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