スリーウエーブ・パレード 医療・介護職員増やして 和歌山市
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 医師、看護師、介護職員の増員を求めるスリーウエーブ・パレードが5月16日、和歌山市で実施されました。
 出発集会で、開会あいさつした佐藤洋一医師は、医学部の定員が増えたものの病院勤務医は増えず、増える見通しも立っていない現状を指摘し、医療・介護の職場環境の改善と大幅増員を訴えました。
 講演した全労災労組の横山智子委員長は、医労連などが実施したILO(国際労働機関)とフランスへの視察を報告。日本以外で妊娠した人が夜間労働する国は韓国だけで、しかも日本は条件が悪いなど国際的にも遅れた日本の医療・介護現場の状況を告発し、運動の発展をよびかけました。また「戦争と医療は切り離せない歴史がある」とのべ、安倍政権の戦争する国づくりストップを訴えました。
 集会では、日本共産党の奥村規子Facebook県議があいさつ。医療や介護の職場から、労働環境や運動などが報告されました。
 参加者らは集会後、医師、看護師、介護職員の増員を訴え、市内を行進しました。

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