戦争法案反対 共同広く 各地で宣伝・行動
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 和歌山市 9条破壊そのもの
 和歌山県の日本共産党北部地区委員会は5月17日、JR和歌山駅前で「戦争法案」許すなと署名・宣伝にとりくみました。
 マイクを握った姫田高宏和歌山市議は「戦争法案」について、アメリカがアフガニスタン・イラク戦争のような戦争を始めたときに自衛隊が戦闘地域で軍事支援し、「停戦合意」しても戦乱が続けば自衛隊が武器を使って治安維持活動に参加、日本が攻撃されてもいないのに集団的自衛権によって自衛隊がアメリカの戦争に参戦するという憲法9条の破壊そのものと告発しました。
 戦前から一貫して侵略戦争に反対し続けてきた日本共産党の歴史を紹介し、「『戦争法案』反対の一点で力を合わせましょう」と署名への協力をよびかけました。
 署名した男性(79歳)は、「戦争は嫌や。小学校3年やった、和歌山大空襲で、えらい逃げた」と話しました。


 橋本市 自衛隊の動き エスカレート
 和歌山県橋本市で5月17日、「戦争と平和を考える会」が開かれました。
 同会の発起人の1人、丹生邦子さんは、これまでの同会活動を振り返り、「運動で国を動かして庶民の希望を受け入れられるようにしよう。戦争をなくすように」と訴えました。
 講演した「9条の会・美浜」の谷口幸男氏は、県立自然公園にも指定されている市民憩いの場である煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)=和歌山県美浜町=で陸上自衛隊が水際地雷の敷設訓練を繰り返していることを糾弾。地雷訓練だけでなく町内での行軍訓練、軍事パレード、中学生の体験訓練などエスカレートしている状況を示し、「(戦争する国づくりを)先取り先取りで動いている。もし集団的自衛権を行使する国になればさらにエスカレートするのではないか。必要な行動をとらなければならない」と訴えました。
 美浜町議会に「戦争法案」撤回を求める請願の提出を準備していることを紹介し、「意思表示することが大事だ」とよびかけました。
 日本共産党から伊丹俊也Facebook伊丹俊也・九度山町議が来賓あいさっしました。


 有田川町 先制攻撃参加 無法な国家に
 和歌山県有田地方の労働組合や民主団体、日本共産党など諸団体は5月16日、有田川町で「戦争法案」ストップの宣伝にとりくみました。
 参加者らは「許すな!戦争立法」「戦争法案反対」などのプラスターを持ち、道行く町民や車にアピールしました。
 マイクを握った日本共産党の松坂英樹Facebook県議は、安倍内閣が国会に提出した「戦争法案」は、アメリカの戦争に自衛隊が世界のどこであっても参加し、殺し殺される戦闘を行うものだと批判。PKO(国連平和維持活動)とは関係のない活動にも自衛隊を派兵、日本がどこからも攻撃されていないのにアメリカの先制攻撃に参加する危険があるなど、日本を無法国家にさせるものだと糾弾、「力を合わせて法案を止めよう」と訴えました。

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