生命を守る 参院和歌山選挙区予定候補 坂口多美子 物語
  党への期待 実感の日々
    
       激励を受ける、坂口多美子 予定候補                       2015
年9月9
 和歌山県内でも空前の広がりを見せる戦争法案反対の運動の先頭に坂口多美子Facebook参院和歌山選挙区予定候補(39歳・新人)の姿があります。
 「8・30国会10万人、全国100万人大行動」に呼応し、宮本岳志Facebook衆院議員とともにJR和歌山駅前などでマイクを握った坂口さんは、「生命を守る看護師として、子を持つ母としてぜったいに許すことはできません」と力説。法案は廃案しかないと訴えました。
 訴えの原点は高校時代に。原水爆禁止世界大会への参加や、教室に暖房をと三重県四日市市内すべての高校生徒会を回り、署名を集めた活動を通して友情を深めた仲間たちと18歳で日本共産党に入党しました。一番の思いは、戦前から戦争反対を貫いた党が日本共産党だけだったからです。その思いは今も鮮烈です。

 看護師として
 看護師として希望に燃えて働きだした医療現場で坂口さんは、その過酷さに「こんなはずではなかった」の思いをつのらせました。わずかな人数での夜勤。鳴り続けるナースコール。患者さんに一口のお茶を飲ませてあげることもできないほど追い立てられました。連続勤務でフラフラの医師。あまりに安い給料のため働き続けることができない介護職員。どこを向いても深刻な人手不足で、いつ医療事故が起きてもおかしくない状況です。
 坂口さんは看護師増やせと、ナースウェーブ行動への参加や、県民主医療機関労組委員長として運動の先頭に立ち続けました。
 勤務先だった和歌山生協病院が無料低額診療を始めたとき、コンビニで倒れた青年が救急車で運び込まれました。脱水と栄養失調でした。所持金200円。車での寝泊まり。すでに職場を退職し、予定候補者として活動を始めていた坂口さんは、20代の青年をここまで追い詰めた政治に強い怒りを覚えました。「政治を変えなければいけない」。平和も暮らしも壊す安倍政権打倒の思いがいよいよ強まります。

 母親として
 現在、中学生の母親である坂口さんは、「子育てできびしかったのは、小学生になったときでした。それまでは院内保育もあり、なんとかなりました。学童保育は当時、小学校3年まで。時間も短く、一時、パート勤務に移らざるを得ませんでした」と振り返ります。県や和歌山市との交渉で学童保育の延長を訴え、改善されました。
 和歌山市は子どもの医療費無料が外来については就学前までです。お母さんたちと集めた署名は短期間で4万6,624に達し、尾花正啓市長は日本共産党市議の質問に「(拡充を)なんとか実施したい。10月に策定する和歌山市版総合戦略計画の中で結論を出したい」と答えました。
 坂口さんは「戦争法案で、これまで声を上げることがなかった人たちが『いても立ってもいられない』と行動しています。アベ政治と正面から対決する日本共産党への期待の大きさを実感する日々です」とのべ、比例区での大門みきしFacebooktwitter参院議員の再選と、和歌山選挙区での自身の必勝のため、全力をあげる決意を表明しました。
    和歌山・川崎正純Facebook

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