国民を犯罪者扱い マイナンバー制度
  問題点学ぶ 和歌山県社保協
  
                     講演する大門氏=和歌山市             2015
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 和歌山県社会保障推進協議会は9月29日、大門みきしFacebooktwitter参院議員を招き、学習会「マイナンバーは大丈夫か」を和歌山市で開きました。

 大門参院議員が説明
 大門氏は冒頭、戦争法について「安倍政権が追いつめられた末での強行採決だった」と強調。「戦争法廃止の国民連合政府」の大きな反響を紹介し、「戦争法は廃止しかない」と訴えました。
 マイナンバーについて「頭から国民を犯罪者あつかいして、国民を監視するための制度だ」と批判。民間企業、特に中小企業へのぼう大な事務負担や、個人情報の漏えい・流出の危険性の高まり、不当な税務調査が横行する危険性などを示しました。
 また、消費税の還付とマイナンバー制度を結びつけることを「マイナンバーカードを使った人だけに還付するのは税の公平性に反する。中小業者に、ものすごい負担を負わせる」と指摘。マイナンバー制度の持つさまざまな問題点を明らかにしました。
 会場から「気持ち悪い。漏えいしたらプライバシーの侵害だ」など質問や意見があいつぎ、大門氏がていねいに答えました。

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