国民は怒らなければ
   田辺市で小林節氏招き講演会
    講演する小林氏=田辺市
                                                    20151121
 小林節氏を招いた講演会「このままにしておけますか!戦争法」が11月21日、和歌山県田辺市で開かれ、会場いっぱいの500人が参加しました。
 講演会は、作家の宇江敏勝さんや、勝徳寺元住職の神谷慧さん、高田よしかずFacebook前県議(日本共産党)、谷口和樹県議(無所属)など田辺・西牟婁(にしむろ)地方の著名21氏が呼びかけました。
 田辺聖公会の北山和民牧師は開会あいさつで、「命を殺すことを合理化するような国は好きではない。分厚い民主主義をつくろう」とよびかけ、県内の青年らがつくるWAVES(ウエーブス=和歌山県内で戦争法反対に取り組む青年のグループ)が寸劇で戦争法廃止を訴えました。

 小林氏は、「戦争法の違憲性を議論するのもバカバカしい。選挙で安倍さんに全権を委任したのではない。われわれ国民は怒らなければいけない」と糾弾。日本共産党について「政党助成金をもらわないスジの通った政党だ」と評価するとともに、国民連合政府について「いろんな障害はあるが可能だと思う。そっちに向かって動いている」と期待を表明しました。
 会場から次々と寄せられる質問に答えた小林氏は、「政治の過失は政治で取り戻す。国民連合政府だ」と安倍政権打倒を訴えました。

    日本共産党和歌山県委員会HOME