貧困の責任 子には無い
   紀の川市で 田村智子氏が講演
   
   
                       講演する田村氏=紀の川市

          
                左から、坂口参院予定候補、田村参院議員
                                                     2015
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 日本共産党紀北地区委員会は11月22日、田村智子Facebooktwitter参院議員を招き「参加者とともに考える講演会『子どもの声が聞こえますか』」を和歌山県紀の川市で開きました。
 田村氏は「子どもを守る運動は、いまや安倍内閣といえども無視できない」と、子どもの貧困対策法を紹介。学校給食などを例に、「すべての子どもに対する施策は必ず貧困対策になる」と強調するとともに、非正規を増やし生活保護費を削減する政治に貧困対策はできないと安倍政権を批判し、「子ども自身に貧困の責任を問うことがあってはならない」と、行政の役割強化を訴えました。
 同講演会で、坂口多美子Facebooktwitter参院和歌山選挙区予定候補が戦争法廃止で全力をあげる決意を表明し、那賀地方の子どもの貧困の実態を石井仁紀の川市議と増田浩二岩出市議が報告しました。
 会場から、食事や学業などで子どもの居場所づくりをする女性が「経済的困窮を孤立に直結させない役割を担えればと思う」と活動を語り、元教員は田村氏が提起した子どもの貧困問題での学校と行政の連携に共感。バイトづけの大学生の生活や生活保護の実態、子どもの医療費無料化の運動などが報告されました。

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