正規雇用を増やせ
   和歌山市議会 中村議員が要求
       中村朝人和歌山市議
                                                    20151130
 和歌山市議会本会議一般質問で中村朝人twitter市議は11月30日、同市の「総合戦略」を中心に質問しました。
 中村市議は、低賃金・長時間労働や不安定雇用が街の活力を奪っていると指摘。安倍政権がかかげる「1億総活躍」が、安上がりで使い捨てが可能な労働者として若者や女性、高齢者まで活用しようというものであり、市総合戦略も正社員の拡大が進むようなとりくみになっていないと批判し、正規雇用の拡大重視を要求しました。
 大西勉己産業まちづくり局長は、和歌山市の非正規雇用が37.4%に達していることを明らかにし、正規雇用拡大について「企業自らの取り組みが必要で、市として実数や割合の目標設定は困難」としました。
 中村市議は、市総合戦略に子どもの医療費助成制度の拡大が位置づけられたことを評価し、早期実現を求めました。
 尾花正啓市長は「早期実現を検討する」と答弁しました。

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