中学校給食の充実を
    和歌山市議会 南畑議員がただす
    南畑幸代和歌山市議
2015
121
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の南畑幸代市議は12月1日、税などの滞納問題や中学校給食で市の姿勢をただしました。
 市は昨年まで、滞納者が納税したとき、期(納期)別ごとに本税と延滞金の順で充当したため、納税したお金が充当されなかった期の本税が生み出す延滞金が膨らみ続け、延滞金を含めた滞納額全体をなかなか減らすことができず、その結果、過酷なとりたてをする地方税回収機構に回された市民がいます。南畑市議は、市が今年から期別でなく、先に本税に充当することに変えたことを「これまでの手法が間違っていたから変えた」と指摘。「地方税法に定める本税優先の充当としてこなかったことは法の趣旨である納税緩和制度となっていない」と追及しました。
 小林亮介財務局長は、「法の趣旨にのっとり期別に本税に充当してきた」と答えるのみでした。
 利用したい生徒だけが業者弁当を注文するデリバリー方式の中学校給食が年を追うごとに利用生徒が減り、昨年度の平均喫食率が17.8%まで落ち込んでいる問題で、秋月敏尚教育局長は「全員給食とすることが食育への効果も大きい。小・中一貫校を含め中学校給食のあり方を検討すべきものと考えている」と答弁しました。

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