病床削減拡大を懸念
    和歌山県議会 奥村規子議員
       
                  一般質問する、奥村規子県議
                                                     20151210
 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の奥村規子Facebook県議は12月10日、農業、子育て、医療の問題で県の姿勢をただしました。
 奥村県議は、地域の医療崩壊を加速させる地域医療構想の策定について、県内で3,000床の病床削減の指標が示され県民から不安の声があがっていることを指摘。「本来必要とされる病床の利用率が低いことを理由に際限なく病床が減らされる恐れがある」と医療現場の実情を反映させるよう要求しました。
 幸前裕之福祉保健部長は、「(医療需要などは)国がしめすガイドラインにそって算定される」としました。また、後期高齢者医療の保険料増加を抑制するため財政安定化基金を活用する問題で幸前部長は、「剰余金を活用しても大幅に保険料が上昇する場合に財政安定化基金の活用を検討することになる」と答弁しました。
 保育所待機児童が、10月1日時点で昨年の倍以上の215人いることについて幸前部長は、「市町村に待機児童が生じないよう強く要請したい」と答弁。新規就農者への支援で鎌塚拓夫農林水産部長は、「青年就農給付金の活用につとめる」と答えました。

    日本共産党和歌山県議団
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