生きるためのなんでも相談村  和歌山
      
                  相談を受け付ける参加者ら=和歌山市
                                                    20151219
 「生きるためのなんでも相談村」(同実行委員会主催)が12月19日、和歌山市のカトリック屋形町教会で開かれました。
 相談村は2009年3月に始まり、今回で8回目です。村長の由良登信弁護士は、「このようなとりくみは今、年に1回ですが、参加団体が2ヵ月に1度交流するなど日常的に活動しています。社会保障がどんどん切り下げられ、生活できない人が増えている。政治が悪い」と安倍自公政権を糾弾しました。
 和歌山城などで「夜回り」をして野宿者を支援し、1999年からこれまでに約200人の生活再建にとりくんできた太田勝神父は、「昔にくらべ野宿者は減っています。しかし、非正規の仕事を二つやっても食べるのがやっとの人や、生活保護を切られ、つぎの生活保護までの間に電気代などを滞納し、保護費が入っても滞納で消えて、食べるものがない人、そういう人が増えています。非正規が増え続けるなか、再び野宿者が増えるのではと心配です」と話しました。
 日本共産党から奥村規子Facebook県議や和歌山市議団が参加。南畑幸代市議は、「母子家庭でダブルワーク、トリプルワーク。それでも生活できない」と異常な状況を告発しました。

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