広げよう2000万署名 
  「会」つくり地域で推進
 和歌山市の四箇郷地域
    一軒一軒に協力訴え

      
           各戸を訪問する四箇郷の会メンバー=和歌山市
                                                     2016124
 「戦争法廃止・2000万署名を実現する四箇郷(しかごう)の会」は、和歌山市四箇郷地域で3,500人分の署名を集めようと奮闘しています。(戦争法の廃止を求める統一署名
 四箇郷の会は、住宅街が広がる同地域の医療生協民医連新婦人九条の会年金者組合、日本共産党などの各団体が集まり、昨年末に結成されました。同会事務局の木下洋さん(66歳)は、「一つひとつの団体では運動が小さくなってしまいます。今までにない人たちに働きかけて署名を広げていかなければ達成できません」と話します。
 この冬一番の寒波が襲来した1月24日の朝、同会メンバーが統一行動に集まりました。小雪が舞い散るなか、1区画30軒程度に割り振った地図と署名用紙を手に1チーム2、3人で地域に入ります。事前に署名への協力を訴えるビラと署名用紙を各戸に配布しています。インターホンを押し、「戦争法廃止の署名で伺いました」のよびかけにドアが開けられます。署名した女性(60歳)は「ごくろうさま。いまの政治が怖いです。小学校と中学校に行っている孫が5人いますが、この子たちのことが心配です」と話しました。すでに署名した用紙を用意して待ってくれていた人や、わざわざ同会メンバー宅に署名用紙を届けてくれる人もいました。
 日本共産党の後光則さん(75歳)は、これまでに署名150人分を集めています。「私が住む西加納での目標は会として500ですが、いま250まできています。まだ本格的に選挙のような体制になっていませんが、党員1人当たり50を超えることが目標で、いま6人が50以上集めています。『断る人がいない』というのが今回の署名の特徴です。2月20日の憲法共同センター全国交流集会に向けた中間集約までに、党として四箇郷で1,000をやりきります」と決意を語りました。
  (赤旗和歌山県記者・川崎正純Facebook


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