子どもの貧困「対策急務」 坂口氏、シンポで訴え
    
    
                決意を表明する、坂口参院予定候補

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 日本共産党北部地区委員会と子育てシンポジウム実行委員会は2月7日、「参加者とともに考えるシンポジウム―子どもたちの声が聞こえますか」を和歌山市で開き、120人が参加しました。
 主催者あいさつした坂口多美子Facebooktwitter参院和歌山選挙区予定候補は、「子どもの貧困対策は待ったなし」と全力をあげる決意を表明。講演した田村智子Facebooktwitter参院議員は、①子どもに貧困の自己責任をぜったいに負わせてはならない、②子どもの貧困の実態をどうつかむのか、③18歳すぎれば完全に自己責任、これでいいのか、と提起し、「すべての子ども、若者の自立を支援することが今、政治に求められている」と訴えました。
 小児科医の佐藤洋一さんは、民医連の調査を示し、貧困家庭について「子どもの健康状態が悪く、肥満で、学校を休みがち」と報告。シングルマザーの女性(34歳)は、きびしい生活の状況を紹介し「子どもにがまんさせることが多い。安定した生活がおくれたらとがんばっています」と話し、子どもの生活支援ネットワークFacebookの馬場潔子さんは、小中学生に夕食を出し学習支援している活動を報告しました。
 会場から、子どもの貧困の実態を把握することの難しさなどが出されました。

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