不登校の例示し対策要求
  子どもの貧困 和歌山市に中村市議
      
         中村朝人和歌山市議
                                                      2016
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 日本共産党の中村朝人twitter和歌山市議は3月4日、市議会本会議代表質問で、子どもの貧困対策などで市の姿勢をただしました。
 中村市議は、同市議が何度も取り上げてきた子どもの医療費無料化が2016年度予算案で中学校卒業まで拡大されたことを評価するとともに、党議員団が2月に子育てシンポジウムに取り組んだことを紹介。パートで朝9時から夜10時まで働き、子どもと接する時間がなくなり子どもが不登校になったシングルマザーの生活実態などを示し、子どもの貧困対策を訴えました。
 尾花正啓市長は、「子どもの貧困対策に必要な施策を総合的に推進する」と答弁。実態把握について辻正義福祉局長は、「状況の把握に努める」と答弁しました。
 尾花市長は、産業政策について「(中小零細企業が)雇用を含めた地域経済の担い手として重要な役割を果たしている。活性化は不可欠」とし、産業廃棄物問題での同市紛争予防条例について「関係住民の意見を尊重し、反映できる条例」と答弁。行財政改革について「安全かつ良質な市民サービスを確実、効率的に実施できるよう取り組みたい」としました。

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