公共交通の役割増す
    和歌山市議会 姫田議員、対策を提案
            姫田高宏和歌山市議
2016
310
 和歌山市議会本会議一般質問で姫田高宏市議は3月10日、公共交通と防災問題で市の姿勢をただしました。
 姫田市議は、利用者が減少するなか、民間の和歌山バスの路線が廃止されていく状況を示すとともに、高齢化がすすむなか、車などの運転をしなくなる高齢者が増えるなどして、公共交通の役割がますます大きくなっていることを指摘。
 路線バスが廃止された同市紀三井寺団地で地元自治会が受け皿となって地域バスが走り始めたことを紹介するとともに、利用者増加のとりくみや、低床バスの導入拡大、バス運転手養成費用への助成、元気70パスへの市の負担を増やすことなどを提案し、対策を求めました。
 尾花正啓市長は、「市域全体の公共交通ネットワークを構築していくなかで、効果的な方法などについて検討していく」としました。
 南海トラフ地震が予想されるなか、防災対策について尾花市長は、「津波から逃げ切るために津波地区避難計画を策定した。さまざまな課題を洗い出し、地域の実情に応じた対応をはかりたい」と答弁しました。

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