大門・宮本議員 国会報告と要求懇談会
    戦争法廃止 TPP・増税阻もう
現場の声が大事 下請け・低賃金・ 運輸・医療関係者ら告発
 
  (左から)坂口、大門、宮本の各氏=和歌山市
                                                     2016423
 日本共産党和歌山県委員会は4月23日、大門みきし(Facebook twitter)参院議員、宮本岳志(Facebook)衆院議員を招き「国会報告と要求懇談会」を和歌山市で開催しました。
 大きな拍手で迎えられた大門氏は、「みなさんに温かく支えてもらいました」と病気からの復帰を報告。運動と国会活動について「いっしょにたたかっている」と強調しました。
 宮本氏は、戦争法施行により自衛隊が海外で「殺し殺される」危険が高まったと糾弾。全国に広がる「野党は共闘」の声を紹介し、廃案に全力をあげる決意を表明しました。また、国民の運動によりTPP(環太平洋連携協定)法案成立が今国会で難しくなったことや消費税増税での追及を報告。九州地方地震での被災者の状況を示し、「地震は天災だが地震関連死は政治の力で防げる」と訴えました。
 坂口多美子(Facebook twitter)党県平和・くらし委員長は、「『しんぶん赤旗』を購読したい。読んでリフレッシュしたい」など全県宣伝キャラバンで寄せられた日本共産党への期待の声を紹介しました。
 各団体から多数の要求が寄せられ、交通運輸関係者は続発するトラック事故の背景にある無理な仕事を受けざるを得ない下請けの実態を報告。医療現場からは看護師の夜勤問題や介護職員の低賃金問題が告発され、教育現場からは教員の異常な多忙化や奨学金問題が出され、また障害者のおかれた厳しい環境が訴えられました。両議員は一つひとつの問題にていねいに答え、「現場の声が大事。声をあげよう」とよびかけました。

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