私鉄の無人駅解消を
     近畿の参院予定候補ら運輸局へ要望
                                                     2016516
 日本共産党国会議員団近畿ブロック事務所党大阪府奈良県、和歌山県の各委員会は5月16日、大阪市の近畿運輸局を訪れ、近畿の私鉄での無人駅の解消と駅の安全性・利便性向上のための要望書を提出し、懇談しました。
 坂口多美子(Facebook twitter)、和泉信丈(Facebook) 両参院比例予定候補、わたなべ結(Facebook twitter)参院大阪選挙区予定候補、、辰巳孝太郎(Facebook twitter)参院議員秘書と、大阪、奈良、和歌山の地方議員が参加しました。
 国会で国土交通省は、駅の無人化に際しては「安全確保が大前提」、「サービス水準を可能な限り維持することが必要だ」と答弁しています。参加者は「構内の遮断機をくぐり、短大生がはねられて死亡した」、「券売機の故障などトラブルが起きても、他駅から駅員が駆けつけるのに20分も待たされる」、「実態は答弁と乖離(かいり)している」と訴え、有人に転換するよう求めました。
 さらに、「駅の無人化にあたり、地元自治体や利用者への説明が一切ない」と指摘。担当者は、地元の声に耳を傾け、利用者などの理解を求めることが重要だとして、「十分に説明するよう指導する」と約束しました。
 わたなべ氏は、「安全や命はお金には変えられない。運輸局のみなさんには、住民の立場に立って積極的に指導してもらいたい」と述べ、「私たちも命と安全を守るため、みなさんと力を合わせていきたい」と表明しました。

    日本共産党和歌山県委員会HOME