75歳からも集団健診を
    後期高齢者医療広域連合が定例議会
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 和歌山県後期高齢者医療広域連合は8月3日、定例議会を和歌山市で開きました。
 中西満寿美議員(日本共産党美浜町議)は一般質問で、後期高齢者医療制度になって75歳になると集団健診が受けられなくなる問題をとりあげ、すでに47都道府県のうち41都道府県で75歳になっても集団健診が受けられるようになっていることを紹介。集団健診のメリットについて、市町村によるきめ細かい案内ができることや、健診率向上のとりくみ強化、健診費用が安くなり、被保険者の健康状態を市町村が把握できるなどをあげ、実施を迫りました。
 冨永久事務局長は、集団健診について県内30市町村のうち、「実施可能」もしくは「条件付きで可能」と答えたのが5市町村であることを報告し、「早期の実現をめざし市町村の協力を得たい」と答弁しました。
 田代哲郎議員(日本共産党紀美野町議)は2015年度決算の討論で、後期高齢者医療制度を「高齢者をすべての医療保険から切り離す差別的医療制度であり廃止を求める」と訴えて決算に反対。決算は賛成多数で可決しました。

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