保育崩壊の危機告発
    認定こども園問題の学習会で森下和歌山市議
  
                     報告する、森下和歌山市議                2016
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 和歌山市大運動実行委員会は9月7日、認定こども園の問題で学習会を和歌山市で開きました。
 報告した森下佐知子市議は、保育所と幼稚園の機能をもつ認定こども園について、「子どもたちのことを考えたものではなく、財政から出発したもの」と批判。国が公立保育所の新設や建て替えなどに補助をしないなど、行政の責任放棄のもとですすめられる認定こども園への移行を批判するとともに、規制緩和の名のもとでの保育崩壊の危機を告発しました。また、和歌山市では、公立保育所21、公立幼稚園13を当面、認定こども園14などに統廃合しようとしている計画を示し、「市民の知らないところで計画がすすんでいる。市民への説明責任をどうするのか。まず知らせていこう。そして本来の保育の在り方を問おう」とよびかけました。
 参加者からは、「(統合後の園とは)めちゃくちゃ離れているのにどうするのか」、「お金のことだけ考え、子どもやお母さんのことを考えていない」など、怒りの声が相次ぎました。

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