就学援助充実せよ 和歌山市議会 南畑議員が追及
          
           南畑幸代和歌山市議                             2016
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 和歌山市議会本会議で日本共産党の南畑幸代市議は9月13日、子育て支援で市の姿勢をただしました。
 南畑市議は、和歌山市の就学援助の実態を追及。北克巳教育局長は、学用品費の支給単価が中核市でも県内でも一番低い状況にあることを報告。新入学学用品費の支給が新規で7月、継続でも6月になっている問題で、必要な時期に速やかな支給を求める文部省通知も示しての南畑市議の質問に、北教育局長は「まずは中学校へ入学する継続申請の方を対象に早い時期に支給できるよう、周知時期や決定時期など課題を整理しながら実施することを検討する」と答弁しました。
 学校給食問題で南畑市議は、自治体の補助制度が広がり県内でも高野町と北山村が全額、新宮市が月1,000円の補助をしていることを紹介し、無償化を求めました。北教育局長は、中核市45のうち和歌山市を含む3市だけが光熱費の一部を保護者が負担していることを報告し、「光熱費の全額公費負担について今後検討する」と答弁。学校給食費の無償化について尾花正啓市長は、「多額の財源確保が必要」と拒否しました。

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