賃上げこそ景気対策
     和歌山市議会で中村議員が質問
        
           中村朝人和歌山市議                             2016914

 和歌山市議会本会議で日本共産党の中村朝人(twitter)市議は9月14日、経済政策で市の姿勢をただしました。
 中村市議は、時給753円と答申された最低賃金がワーキングプア以下の水準にとどまっていることを示し、「賃金の引き上げこそが最大の景気対策」と強調。あわせて厳しい経営を続ける中小企業・小規模事業者への対策を訴えました。
 坂本安廣産業まちづくり局長は、最賃引き上げでの小規模事業者対策について、「制度融資や利子補給に加えて営業力を強化するための販路開拓支援事業などを実施する」としました。また、賃上げを進めていくためには仕事づくりが必要という中村市議の指摘に、尾花正啓市長は「賃金の引き上げを進めるには、受注機会の拡大や新たな事業の創出とともに企業の生産性・収益性を高めることが必要」と答弁しました。
 中村市議は、市の融資制度について利子補給の充実など利用しやすい制度にするよう求め、産業まちづくり局長は「需要に応じて融資制度の見直しや利子補給を検討する」としました。

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