幼保統廃合は再考を
     和歌山市議会で森下議員が質問
         
            森下佐知子和歌山市議                          2016915
 和歌山市議会本会議で日本共産党の森下佐知子市議は9月15日、一般質問に立ちました。
 森下市議は、現在和歌山市内にある公立の保育所21、幼稚園13を統廃合して認定こども園11にする計画について、「国のやり方をそのまま持ち込むのでなく、どんな保育や幼児教育が求められているのか市民とともに考えるべきだ」と市の姿勢をただしました。平田謙司福祉局長は、市民合意や説明責任について、寄せられたパブリックコメントがわずか11件、説明会への参加は「少数」と報告し、広域になり送迎に時間がかかることについては「近隣の民間保育園等への入園の案内や相談に応じる」としました。
 ダイオキシン問題で稼働が休止し焼却炉解体が20年近く放置されてきた岡崎地区のゴミ焼却場が急に解体されようとしている問題で森下市議は、高校や住宅街が隣接する場所なのにダイオキシンやアスベストは大丈夫かなど、市民から疑問と不安の声が出ていると指摘。工事概要や進ちょく状況を全戸に知らせるなど周知の徹底を求めました。山本彰徳市民環境局長は、「地元住民に知らせることは重要なことだ」と答弁しました。
 子ども総合支援センターの移転計画では、閉校になる本町小学校の校舎利用案が「まちなか3大学構想」により先行き不透明という、子どもたち置き去りの状況を露呈しました。

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