和歌山市内を巡って問題さぐる催し
    
                  和歌山市政ウォッチングの参加者ら
                                                    20161113
 「活気ある住みよい和歌山市つくる会」は11月13日、「和歌山市政ウォッチング」を実施しました。
 県立医大薬学部と市民会館の建設が予定されている伏虎中学校では、敷地が現在の市民会館の半分になってしまう建設予定地の同中学校運動場を見た参加者らは「狭い」「大丈夫か」など不安や疑問の声を上げました。説明役の姫田高宏市議は、「薬学部建設で県の条件に市が引きずられている。市民が納得したうえで進めていくことができるのか疑問だ」と批判しました。
       
                    芦原文化会館を訪れる参加者ら
 時代に逆行する新たな隣保館として建設された芦原文化会館では、同会館を利用しようと申し込んだけれど拒否された参加者から「市民に開かれた施設ではない。国の法律も終わったのに事実上いまだに同和事業としてやっている」と怒りの声が出されました。
 認定こども園が計画されている本町小学校では、現在34ある公立保育園と幼稚園を11の認定こども園に統合しようとしている市のやり方に、「公立保育所を増やすべきだ」などの意見が出されました。
 市内10ヵ所以上を回り、市政の問題点を目の当たりにした参加者から、「税金を払うのが嫌になった」の声が聞かれました。

    日本共産党和歌山県委員会HOME