社会保障破壊に怒り 和歌山市で「なんでも相談村」
                                                    20161126
 「生きるためのなんでも相談村」(同実行委員会主催)が11月26日、和歌山市のカトリック屋形町教会で開かれました。
 相談村は、派遣切りによるホームレスが社会問題としてクローズアップされた2009年3月に始まり、今回で9回目です。村長の由良登信(Facebook twitter)弁護士は、「イベントは今、年に1回ですが、参加団体は日常的に活動し、さらに各団体が定期的に会議をやり、連携しあいながらお互いのネットワークを広げています。和歌山市との話し合いも定着しています。継続していることが大切だと思っています」と話しました。
 「クレジット・サラ金被害者の会あざみの会」の新吉廣事務局長は、非正規雇用で2つも3つも仕事をかけもちして働き続け、高齢になり、まともな年金もなく蓄えも使い果たして生活保護を受けるようになった女性など生活保護受給者の実態を示し、「本当にひどい」と生活保護バッシングに怒りをぶつけました。
 日本共産党の姫田高宏和歌山市議は、「年金生活の家庭では、誰かが入院したり施設に入ると途端に生活に行き詰まる」と話し、年金カット法案を強行採決するなど社会保障を破壊する安倍政権を糾弾しました。

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