介護水準を維持せよ
    和歌山市議会 松坂議員が主張
      
       松坂美知子和歌山市議
                                                     2016122
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の松坂美知子(Facebook)市議は12月2日、介護問題などで市の姿勢をただしました。
 松坂市議は、要支援の人の8割以上が利用している訪問・通所サービスを介護保険の給付から外し市の事業として行う総合事業について質問。緩和型サービスの訪問型では生活援助のみになる、資格は不要、通所型では看護職員などはいなくてよいなどとなるため、サービスの内容が大きく変わると指摘しました。
 立本治健康局長は、「訪問型の緩和型サービスは、介護予防ケアマネジメントに基づき生活援助のみ必要とした場合、利用することになる」など答弁。要支援で生活援助だけの場合、新たに身体介護の必要のないかぎり緩和型になるなど、訪問介護サービスの生活援助の専門性、重要性を考慮しないやり方が判明し、松坂市議は、サービスを低下させないためには現行相当サービスで進めるしかないと主張しました。
 松坂市議は、年金の全額差し押さえなどのやり方をする地方税回収機構について、廃止を見据えること、少なくとも支払う意思のある人は移管しないことを求めました。

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