公正な市政運営大切
    和歌山市議会 森下議員がただす
       
         森下佐知子和歌山市議
                                                     2016125
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の森下佐知子市議は12月5日、公正・公平な市政運営などで市の姿勢をただしました。
 森下市議は市職員から受けた相談を紹介。「市の給付事業の窓口で、特定の市民にのみ書類の不備を見逃し承認する」、「個人情報のあふれる課内に特定人物が侵入し、所属長と日常的に話をする」、「二重給付に気付きながら見ないふりをする」、「問題を指摘した職員は異動させる」―などの相談に対し、森下市議は公益通報制度を使うことをすすめ職員が申し立てたことを示し、改善状況をただしました。
 立本冶健康局長が「事務の改善を行った」と答弁したものの、森下市議は、異動後の人員補充すらされず、窓口対応を共通のものとして使えるマニュアルを作成してほしいという要望にも応えず、特定人物の優遇や市民個人情報を一般市民に見られる状況をいまだ阻止できていないことを指摘。担当課まかせにせず、市長自ら対応するよう要求しました。
 森下市議は、鳥獣被害について、対策が後手に回らないよう先手を打つ対策が求められていると強調。坂本安廣産業まちづくり局長は、関係機関との連携や市民への広報・啓発が重要と答弁しました。

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