図書館は市直営こそ
     和歌山市議会 姫田議員が訴え
        
         姫田高宏和歌山市議
                                                     2016126
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の姫田高宏市議は12月6日、新しい市民図書館が南海電鉄和歌山市駅に、新市民会館が伏虎中学跡地に建設が計画されている問題で市の姿勢をただしました。
 姫田市議は、民間が運営する指定管理の公立図書館で民間事業者が利益をあげようとすれば、人件費を切り詰めるか、指定管理企業の在庫整理と批判をあびる不適切な国書を購入するか、かなりのスペースを図書館機能から外し、図書・雑誌・文具の販売、DVDなどのレンタル業、喫茶店を営業するしか手がないのではないかと指摘しました。
 地域の実情に精通し、資料に関する専門的な知識と経験の蓄積が必要な図書館に指定管理のような短期間の契約はサービスを実現することは難しいと、姫田市議は現行の市直営を続けるよう求めました。
 原一起教育長は、「民間の活用を含め、他都市の実態も参考に現在検討している」と答弁しました。
 市民会館について尾花正啓市長は、「利用者団体の方々やワークショップでいただいた意見をできる限り反映し、市民に愛され親しまれる施設となるよう取り組む」としました。

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