平和への感謝と責任 政治に興味持つきっかけに
   和歌山で活躍する 増田 奈美江さん(19歳)
                
                                                     201716
 「安定した生活がしたい」、「原発のいらない社会をつくりたい」、「平和な世界をつくりたい」―。若者が希望を持って生きられる社会を目指す日本民主青年同盟(Twitter)のメンバー、和歌山県の増田奈美江さん(19歳)は、「政治を変えたいと思っている若者はいっぱいいます。私たちと一緒に活動しませんか」と呼びかけます。
 昨年8月、生まれて初めて広島を訪れました。「被爆者の生の声を聞けるのは、自分たちが最後の世代かもしれない」と、広島市内で開かれた原水爆禁止世界大会に参加しました。心に残っている被爆者の言葉があります。「もう誰にも自分たちと同じような目にあってほしくない。どうしたら核兵器をなくせるか、みんなも考えてほしい」
 初めての広島で感じたのは、平和への感謝と受け継ぐ責任でした。自分ができることはなにか。
 過去の反省とこれからの日本を描いた憲法を学ぶことでした。
 和歌山に帰り、民青の仲間たちに憲法勉強会の企画を相談しました。明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)に講師をお願いし、高校時代の友人を誘いました。自ら企画、立案しての勉強会は苦労もありました。それでも、これからの日本や政治について参加者たちが熱く語り合っている姿を見て楽しかったといいます。
 安倍政権による憲法改悪への批判はもちろん、年金カット法もカジノ解禁推進法も原発再稼働もすべて「金もうけの話だ」、「国民の過半数が反対していても経済を理由に推進している」、「だからこそ、声を上げないといけない」
 勉強会の後、「こういうことを話せる機会がほしかった」と話してくれた友人を新たな仲間として民青に迎えることができました。
 「社会を変えたい。政治を変えたいと思っている若者はきっと多い。もし政治に興味を持つきっかけが民青だったらうれしいです。みんなのこと、日本のこと、自分たちの生活のことを考えて、日本を一緒につくっていきたい」
 実はひそかに憧れている女性がいます。民青の全国大会で堂々と意見を話していた同年代の彼女の姿に感動し、やる気がどんどん湧いています。
 「彼女のように私もがんばりたい。まずは身近なところから民青を大きくしていきます」
                                             (安岡 伸道)

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