カジノ 和歌山に必要ない
     森下和歌山市議 市長の誘致表明批判
                
                 森下佐知子和歌山市議
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 和歌山市議会本会議代表質問で日本共産党の森下佐知子市議は3月3日、カジノ誘致などで市の姿勢をただしました。
 森下市議は、尾花正啓市長が和歌山市へのカジノ誘致を表明していることを批判。カジノ推進法成立後のアンケート調査では和歌山市でも反対が賛成を上回り、賛成でも和歌山市には必要ないという意見が多かったことを指摘。和歌山弁護士会が同法廃止を求める会長声明を発表したことや、公営ギャンブルやパチンコにより日本はすでにギャンブル大国であり、ギャンブル依存症が他国に比べても高く深刻な状況になっていることを示し、カジノ誘致をやめるよう要求しました。尾花市長は、反対多数を「重く受けとめる」としたものの、「今しかないチャンス、本市の活性化につながる」としました。
 子どもの医療費助成制度の所得制限の撤廃をという市民要求に対し、尾花市長は「所得に応じてさまざまな政策を実施している」と拒否。和歌山市でも保育所に入れない待機児童が261人いる問題で尾花市長は、公立保育所において保育士の待遇改善を図り、3歳児未満保育、11時間保育を実施できる園を増やすと答えました。

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