メガソーラー問題で論戦
  和歌山市議会で南畑議員 「下カに住宅」と懸念
         
         南畑幸代和歌山市議
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 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の南畑幸代市議は3月6日、大型太陽光発電所(メガソーラー)計画などで市の姿勢をただしました。
 メガソーラー計画は2つで、隣接して和歌山市北部の和泉山脈の山林を切り開き、1つは環境影響調査が必要な75ヘクタールをわずかに欠ける74.3ヘクタール(発電出力48メガワット)で、もう1つは132ヘクタール(発電出力76.6メガワット)というもので、合わせて甲子園球場の53倍という巨大なものです。両計画地とも下に住宅地が広がり、土砂災害特別警戒地域に指定されるなど、メガソーラー建設により土砂災害の危険がよりいっそう高まることが懸念される地域です。南畑市議は「災害が起きればそれは人災であり、取り返しがつかない」とただし、尾花正啓市長は「発電所設置のための林地開発により、災害などが引き起こされるようなことがあってはならない」と答弁しました。
 精神障害者を重度心身障害児者医療費助成制度の対象にすることが切実に求められている問題で、森井均副市長は「制度拡充を県に要望したい」と、従来の答弁をくり返しました。

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