個人番号 強制するな
     和歌山市議会 松坂議員が迫る
        
          松坂美知子和歌山市議
                                                     201737
 和歌山市議会本会議で日本共産党の松坂美知子(Facebook)市議は3月7日、マイナンバーなどで一般質問しました。
 松坂市議は、市報に「税の申告にはマイナンバーが必要です」と記載されていることについて、「法はあくまで『個人番号の提供を求めることができる』となっており、提供が強制されるものではない」と指摘。事業主に従業員の個人番号を本人の承諾なしに市が住民税特別徴収決定通知書で送付するとしているもと、事業主に保管の義務を負わせることや普通郵便で送るリスクをあげ、市の姿勢をただしました。
 小林亮介財政局長は「個人番号を記載しないことで住民が不利益を被ることはないが、法令に基づき、申告書への記載を求めていく」としました。
 性的マイノリティーの問題で松坂市議は、「ほとんどの人は学校で習ったこともなく知識がないため偏見を持ってしまっているのが実情。だからこそ、正しい情報や肯定的なメッセージを発信し続けることが必要」と、市の対応を求めました。尾花正啓市長は「多様な性の人権尊重のため、当事者の声に耳を傾け、幅広く市民が理解を深めるための啓発等を行う」と答弁しました。

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