メガソーラー計画に不安
    市田副委員長が住民らと懇談
     
                       懇談会で報告する市田副委員長=和歌山市

         
                  住民の方から状況を聞く市田副委員長ら=和歌山市
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 和歌山市に計画されているメガソーラー(巨大太陽光発電施設)の問題で6月18日、日本共産党の市田忠義(Facebook  Twitter)副委員長(参院議員)が住民らと懇談し、現地を視察しました。原矢寸久(Facebook)衆院和歌山1区予定候補、奥村規子(Facebook)県議、南畑幸代市議が同行しました。
 計画は、和泉山脈の斜面、千手(せんじゅ)川を挟んで隣接して計画されている2つのメガソーラーで、面積74.3ヘクタール・発電出力48.8メガワットと、面積132.2ヘクタール・発電出力76.6メガワット。山林を大規模に削り、合わせると甲子園球場の53倍にもなる計画地の直下には住宅地が広がります。
 懇談では、環境アセスメントや規制の動向などさまざまな質問や、「災害の多いところ。大被害がでる」などの意見が出され、計画地近くに住む子育て中の女性は「これだけ大規模に自然を破壊して自然エネルギーを得るのは本末転倒です。自然を子どもたちに引き継ぎたい」と訴えました。
 環境委員会に所属する市田氏は、メガソーラーをめぐる経済産業省、資源エネルギー庁の議論や、住民合意を大前提にする日本共産党の立場を紹介し、「国会の場にみなさんの生の声を届けたい」とのべました。

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