水害救援運動も 海南の共産党の歴史学ぶ
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 日本共産党海南海草地方議員団は、日本共産党が創立された7月15日、「海南の党と民主運動の歴史を学ぶ」を和歌山県海南市で開きました。
 日本共産党海南市委員会の河野敬二(Facebook)委員長(海南市議)は、県内でも先駆的といわれた海南の運動の歴史を知ろうとあいさつ。雑賀光夫(blog Facebook)県議が「海南堂店主の戦中・戦後史」や「海南日東紡工場は労働者に対してどういう攻撃を加えてきたか」など資料の説明をしながら共産党と民主運動の歴史、人々の活動を紹介しました。
 『前衛』(1984年8月)に掲載された「わが地方の日本共産党 和歌山県」を故藤沢弘太郎元県議とともに担当した元党県副委員長の橋爪利次氏(海南市在住)は、戦後、県内最初の党細胞(現在の支部)が1945年10月に海南市で結成されたことや、53年の紀州大水害では「水害が起こって1日で民主団体水害対策委員会を立ち上げた。全国から物資が届いた」という救援運動、55年間市議選への橋爪氏自身の立候補、全市をあげた運動となった「日中両国平和の塔」建立や民主市政実現など70年代の統一戦線運動の高揚など、海南・海草地方の歴史をふりかえりました。
 参加者らが平和の塔建立や民主市政の思い出を語り合いました。

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