台風21号被害救済へ
     新宮市 災害救助法を適用
                                                    20171027
 台風21号で和歌山県では1人が死亡、1,173件が床上浸水するなど大きな被害が出ました。内閣府は10月27日、新宮市に災害救助法を適用しました。
 県のまとめ(10月26日午後7時現在)によると、紀の川市で土砂が家屋に流入し男性(82歳)が意識不明の状態で見つかり死亡が確認され、和歌山市で2人、紀の川市で1人が軽傷を負いました。
 床上浸水は新宮市の557件など1,173件、床下浸水1,010件、家屋の全壊1件、一部破損70件、企業団地などの非住宅被害258件などでした。いまだ3地区に避難指示が出され(うち1地区は6月30日の地滑りの継続)、52世帯、115人が避難しています。
 道路は10月26日午後7時時点でも、全面交通止め20件、片側通行規制1件、南海電鉄は、大阪・阪南市の鉄橋が曲がり樽井駅―尾崎駅間の運転が見合わされ、難波駅―樽井駅間、尾崎駅―和歌山市駅間で折り返し運転し、高野線でも線路故障により高野下駅―極楽橋駅間の運転を見合わせています。

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