水害対策 住民が訴え
     紀の川市 共産党県議・市議らが調査
        
              被害を聞く(右から)石井、中村、雑賀の3議員=紀の川市
                                                    2017
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 台風21号により死者1人、床上浸水113棟など大きな被害を出した和歌山県紀の川市で、日本共産党の奥村規子(Facebook)県議が10月25日、雑賀光夫(blog Facebook)県議が10月30日、現地調査をしました。石井ただし、中村まき(Facebook)両紀の川市議、かど真一郎(Facebook)市議予定候補が同行しました。
 調月(つかつき)の住民は「水圧でガラスが割れ驚いた。水が押し寄せ家の中は電化製品や家具などが全部壊れて大変。家を改修しなければ住めない」とのべ、丸栖でも「倉庫の農機具が水びたしになり修理に大変なお金がかかる」。車庫が浸水し車1台が壊れたという男性は「2年前に引っ越してきたが、ここは過去2度も水害にあったと聞き、なんでこんなところへ住宅を建てて売ったのか、行政もなぜ認可したのか。被害者の会をつくりたいがその時は相談にのってほしい」の声。北では「お米が水につかり全部廃棄した」、前田でも「倉庫の水かさがどんどん増え、深夜だったためどうなるのかと不安で眠るどころではなかった。こんな思いをしないように対策を考えてほしい」と訴えがありました。
 日本共産党県議団と党紀の川市議団は10月30日、紀の川市危機管理部長と懇談。部長は「こんな大きな被害は紀の川市が始まって以来初めて。職員も不眠不休で対策に当たっている」と話しました。

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