紀の川市へ申し入れる日本共産党市議団と奥村県議
日本共産党の石井ただし、中村まき(Facebook)両紀の川市議と、かど真一郎(Facebook)紀の川市委員長は11月2日、紀の川市に台風21号被害への迅速な対応を求める申し入れを行いました。奥村規子(Facebook)県議も同席しました。
紀の川市では台風21号により、土砂崩れで1人が死亡、紀の川の水位があがったことで、貴志川周辺の貴志川町丸栖、桃山町調月地区などで浸水し、住宅では床上浸水148戸、床下浸水108戸などの大きな被害がでました。
申し入れでは、被害の検証と災害防止の抜本対策、救援募金、罹災(りさい)証明のすみやかな発行と活用できる救済策の周知、国保税や固定資産税、介護保険料などの減額措置を早くおこなうこと、市の災害見舞金の大幅引き上げなどを求めました。
林信良副市長は、何度も浸水被害を出している地域であり、紀の川の狭窄部対策が必要、市がポンプ車を購入したがとうてい対応できない、国の紀の川河川改修の促進を強く求めているところ、と述べました。また市職員が被災家庭をすべて訪問し、被害状況をつかんでおり、罹災証明は支所に申請してもらえば、そのデータですぐに発行できる、税や保険料などの減免については近く決めると応えました。
また市議らは、農地に流れ込んだワラの処分に困っている問題などで、市の具体的対応を求めました。
橋本市
橋本市学文路の浸水現場をみる奥村県議と高本市議ら
日本共産党の阪本久代(Facebook)、高本勝次両橋本市議と奥村規子県議は11月2日、橋本市で台風21号の被害状況や市の対応を聞きました。
橋本市では全壊3戸、床上浸水101戸、床下浸水64戸などの被害が出ました。紀の川の水位が上がり、流れ込む川の樋門を閉めたものの、ポンプによる排水ができず、大きな浸水被害がおきたものです。
橋本市は国に対して、紀の川の河川改修とポンプ設置を国に要望。市職員が被害調査し、罹災証明を早く発行できるよう、返信封筒に入れて申請書を配布していると述べました。罹災証明の発行とあわせ、被災された人への介護保険料、固定資産税、国保税の減免など支援制度のお知らせを配布するとしています。
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