公共交通の充実は必要
    和歌山市議会 中村議員がただす
       
          中村朝人和歌山市議
                                                     2017125
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の中村朝人(twitter)市議は12月5日、公共交通などで市の姿勢をただしました。
 中村市議は、運転免許証の返納など高齢化社会が進行するなか、公共交通機関の重要性がますます高まっていることを強調。一方、今年も和歌山市内でバス路線2つが廃止されるなど年を追うごとに廃止路線が広がっていることや、岐阜市ではコミュニティーバスや路線バスの維持に約3億円の予算を確保しているのに対し、和歌山市は1900万円にとどまっていることを指摘し、行政が主体となった公共交通機関の充実を求めました。
 尾花正啓市長は「安心、安全な公共交通ネットワークを構築し、市民の移動手段を確保、維持していく」と答弁。森泰之総務局長は「デマンド型乗り合いタクシーの実証運行調査を実施し、制度の確立に向けて作業を進めている」と報告しました。
 また、南海和歌山市駅周辺のまちづくりについて、有馬専至産業まちづくり局長は「さまざまな形でまちづくりの支援に努める」としました。

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