福祉向上の予算求める
    和歌山市議会 森下議員が主張
         
            森下佐知子和歌山市議
                                                     2017127
 和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の森下佐知子市議は12月7日、来年度予算で市の姿勢をただしました。
 森下市議は、15年前4割だった国保加入世帯の減免が7割にまで増えるなど、市民の苦しい生活実態を指摘。来年度から国保事業が都道府県単位になることで、保険料が上がるのではという市民の不安を力説。子育て問題では、同市議団が実施した保育所問題でのアンケートで保育料の高さへの不満が最も多かったことなどを示し、待機児童対策と経済的負担軽減は切実な要求と強調しました。経済効果の大きい住宅リフォーム助成制度は、耐震改修などに目的を限定せず拡充するよう求めました。
 尾花正啓市長は、国保の都道府県化について「保険料負担が増加しないよう、和歌山市の意見が反映できるよう努める」とし、待機児童解消については来年4月1日を目標にしていると答弁。住宅リフォーム助成の拡充は「経済効果だけでなく、行政課題の解決の観点も含めて、総合的に判断する」としました。

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