中学校給食充実こそ 和歌山市議会 森下議員
      
        森下佐知子和歌山市議
                                                      201839
 和歌山市議会で日本共産党の森下佐知子市議は3月9日、中学校給食などで一般質問しました。
 ほしい生徒だけが事前に注文し業者が配達する弁当形式の選択制デリバリー方式の同市中学校給食は、利用する生徒が毎年減り、2017年度は16.1%まで落ち込む見込みです。森下市議は、子ども同士の関わりも含め、学校給食の果たす役割を強調。「自校方式がベストだが、せめて(中学校に近い小学校の調理室で作って配送する)親子方式で」と全員給食の実施を求めました。
 尾花正啓市長は、「選択制デリバリー方式は、生徒や保護者にとって満足のいくものにはなっていない。どのような方式により、より良い中学校給食を実現できるか検討するよう教育委員会に指示した」と答弁。原一起教育長も、「アンケート調査を実施するとともに教育委員会内で検討する」と約束しました。
 学童保育について森下市議は、指導員の正規職員としての位置付けや専門職化など待遇改善とともに、開設時間の充実など、子どもたちに豊かな放課後を保障する立場から提案。教育長は「今後とも適切な(指導員の)処遇について心がけていく」としました。市長は「指導員が意欲を持って勤務できることは必要であり、2020年度から導入される会計年度任用職員制度に合わせて考える」と答えました。

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